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メラニン

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メラニン
メラニンは、人体において形成される色素である。メラニン色素ともいう。黒褐色のユーメラニン(真性メラニン)と、橙赤色のフェオメラニン(亜メラニン)の二種類がある。皮膚の表皮最下層の基底層や毛髪の毛母などにあるメラノサイト(色素細胞)で生成される。
メラニンの本来の機能は、紫外線が真皮に到達するのを防いで、正常な細胞を紫外線から守る働きをしているが、紫外線が強すぎるとメラニンが過剰に発生し、シミやソバカスの原因となってしまう。

関連美容用語

アスコルビン酸
アスコルビン酸とは、無色の水溶性ビタミンで、ビタミンCの別名。白色の板状または針状の結晶性の粉末。水に溶けやすく、強い酸味がある。
ビタミンCが不足すると、細胞の組織が破壊され出血する壊血病と呼ばれる病気になることから、壊血病ビタミンとも言われている。
アスコルビン酸には、メラニンの抑制やコラーゲン合成の促進、抗酸化作用などさまざまな性質があるが、人間の体内では作り出すことができない成分である。ミカンやレモンなどの柑橘類、キウイ・いちご・メロンなどの果物や野菜類など食品類や、サプリメント、化粧品などから摂取する必要がある。
皮膚への浸透性がなく、水に溶かしたときは、時間とともに活性を失うため、製品はほとんど粉末状。皮膚に吸収されてからアスコルビン酸に代謝される。
アスタキサンチン
アスタキサンチン(ヘマトコッカスプルビアリス油)は、サケやイクラ、エビ、カニ、オキアミ、藻など、海の生物たちに多く含まれている天然の赤い色素で、カロチノイドの一種。
ビタミンEの1000倍、βカロチンの100倍の強い抗酸化力を有するカロチノイドの一種を多量に含む。
カロチノイドには抗酸化作用の強い成分が多く含まれ、フリーラジカルの発生を防ぎ、炎症予防の効果が期待されている。βーカロチンやビタミンEよりも強い。
加齢対策、肌荒れ防止、クスミ防止、活性酸素除去、過酸化脂質抑制、抗炎症作用によるメラニン生成抑制等を行う。
アルブチン
コケモモや梨、ウワウルシなどの植物に含まれている天然型フェノール性配糖体である。
メラニン合成に関わるチロシナーゼに直接作用し、メラニンの合成を阻害するため、美白効果があるとして、化粧品などに使用されている。
β型とα型がある。一般に使用されているのはβ-アルブチンである。
また、利尿作用と尿路殺菌作用があり、尿路消毒薬とされる。
ウワウルシエキス
ツツジ科のウワウルシの腋芽から抽出して得られるエキス。別名クマコケモモ。
腋芽にアルブチン、メチルアルブチン、エラグ酸、タンニンなどの成分が含む。
アルブチンやエラグ酸はメラニンの合成を抑制する働きがあるので、美白効果を目的とする化粧品に配合されている。
消炎、保湿、収れんなどの作用がある。
主に、皮膚コンディショニング剤などとして、化粧水や乳液、クリームなどに配合される。
エラグ酸
エラグ酸とは、ペルー原産のマメ科植物、タラをはじめ多くの植物に含まれるフラボノイド。イチゴなどのベリー類に多く含まれる天然ポリフェノールの一種である。
チロシナーゼという酵素の働きを抑えることで、メラニン色素の生成を抑える働きをする。美白作用がある医薬部外品の主剤として承認されている成分である。
抗酸化作用が強いため、シミやソバカスの原因となるメラニン色素の生成を抑制する美白成分として化粧品に配合されている。
オトギリソウエキス
ヨーロッパやアジア原産の多年生植物、オトギリソウの花、または全草から抽出して得られるエキス。
抗炎症、抗アレルギー、収れん、日焼け止め、鎮静作用、肉芽形成促進、抗刺激、エラスチン保護、リパーゼ阻害、保湿、抗酸化、抗菌、細胞代謝活性、創傷治癒、美白、コラゲナーゼ阻害、ヒアルロン酸産生促進、女性ホルモン様作用、育毛、メラニン抑制、抗アンドロゲン、抗菌等を行う。
健康面では、抗うつ、リューマチ・神経皮膚炎、火傷、挫傷、急性肝炎、虫垂炎、蛇にかまれたとき、去痰薬、利尿、鎮静、神経刺激(放散熱、神経炎、神経痛)等を行う。
カッコンエキス
カッコンエキスとは、マメ科のツル性多年草の葛の根を乾燥したものから抽出されたエキス。
中国や日本、韓国に多く自生し、中国では古くから漢方薬の材料として、重宝され使われてききた。
有名なものでは葛根湯がある。
日本では、くず湯やくず粉として食用されている。
メラニン色素の生成過程の酵素、チロシナーゼのはたらきを阻害して、着色を防ぐ美白効果がある。
カミツレエキス
キク科植物カミツレの花から抽出されるエキスで、抗アレルギーや炎症抑制、血行促進などの作用で知られるハーブです。カモミールと呼ばれることもある。
カマズレン、アズレン、ビサボロール、フラボノイド等を含む。
メラノサイトに対してメラニン色素を作るよう指令する生体成分エンドテリンの働きを抑制して、メラニン色素の生成を抑制する成分で、美白効果の働きをする。
収斂、保湿、整肌を目的とした化粧品に配合され、敏感肌や肌荒れが激しいお肌にも好ましく適用でき、しみ・そばかす防止、紫外線防止、日焼け後の肌の手入れ、抗炎症、乾燥による肌荒れ防止、ニキビなどの皮膚炎予防、保湿、養毛、収れん、殺菌、血行促進、充血除去、かゆみ止め、フケ、カユミ防止等を行う。さらに、カミツレの香りはストレス解消とリラックスが期待できる。
また、独特の香りにはストレス解消やリラックス効果があるため、マッサージオイルや入浴剤、アロマテラピー用のお茶として利用されることもある。
グルタチオン
グルタチオンは、3つのアミノ酸から成るトリペプチドである。通常はあまり見られないシステインのアミノ基とグルタミン酸のカルボキシル基間のペプチド結合を有する。
多くの生物が持つ重要な生理活性成分であり、特に酵母、肝臓、筋肉などに多く含まれている。肝臓では解毒作用の働きに関係するため、肌の保護作用にも期待できる原料。水に溶けやすい、白色の結晶性の粉末。
抗酸化物質の一つであるグルタチオンは、フリーラジカルや過酸化物といった活性酸素種から細胞を保護する補助的役割を有する。また、グルタチオンは硫黄部位が求核性を有し、有毒な共役受容体にアタックする。
グルタミン酸、システイン、グリシンなどの3つのアミノ酸が結合したポリペプチド。
メラニン色素の合成を抑制する働き、紫外線を防御する作用、抗アレルギー、肌荒れ防止あるので、洗顔料、化粧水、乳液、クリーム、パック、美白化粧品に配合される。
コメ胚芽油
イネ科植物のイネの種子のある胚芽から採取される油脂。主成分はトリグリセリドでγ-オリザノールは有用成分として有名な原料です。
保湿効果、柔軟効果、肌機能活性化効果が優れており、健康で柔軟な肌に整え、乾燥から肌を守る目的で各種クリーム、美容液、乳液、オイル製品に配合されています。
抗酸化、活性酸素除去、過酸化脂質抑制、抗炎症作用によるメラニン生成抑制、保湿作用等を行う。
コーン油
コーン油とは、とうもろこしの種子から分離した胚芽部分(コーンジャーム)からとれる、不飽和脂肪酸が多く含まれている液状の油脂。主に食用油として利用される。
糖分、ビタミンB群、ビタミンE、各種ミネラル等を含む。
皮膚表面に保護膜を作り、皮膚の乾燥を防ぎ、しなやかでつやのある毛髪にする
不飽和なためコレステロールを低下させる。また、昔からとうもろこしのひげを煎じて飲むと、シミ・ソバカスのもとになるメラニン色素の排泄効果があるとも言われている。
システイン
システインとは、体内の髪・爪・肌を構成しているとても大切なアミノ酸の一種で、すぐれた抗酸化作用を持っており、健全な体づくりや、あらゆる病気の予防には欠かすことができません。たんぱく質・グルタチオンに含まれ、水・エタノールなどに溶けやすく、酸化されるとシスチンになる。体内ではメチオニンとセリンから合成される。
また、システインには、天然物質のL型と、合成物質のD型があり、L-システインのLは、天然物質である事を示しており、より良い効果が期待できる。
システインは美容に役立つ成分として、注目されている。システインには、メラニンの生成抑制や排泄の促進、淡色化のはたらきや、タバコやお酒による肝臓や脳へのダメージを防ぐ効果がある。
システインはメラニンができる前の物質、ドパキノンと反応してメラニンを作らせないだけでなく、一度できたメラニンにも反応してこれを破壊(還元といいます)し、無色にする。このような還元作用はビタミンCにもみられる。
システインを含む食品は、いわし、まぐろ、かつお、えび、鶏卵などですが、サプリメントからの摂取が効率的である。
セラミド
セラミドは、スフィンゴ脂質の一種であり、スフィンゴシンと脂肪酸がアミド結合した化合物群の総称である。
セラミドは細胞間脂質の主要構成成分であり、皮膚のバリア機能や保水機能を持つ。
セラミド2は皮膚の角質層や毛髪に多く含まれ、皮膚の皮脂バリアを構成する、お肌の中でも水分保持力を担う重要な役割を果たしているセラミド。
セラミドは肌の潤いといった保湿機能の改善や、肌から水分が蒸発するのを防止したり、外部からの刺激や細菌の進入を防ぐ働きがある。
これは、セラミドが角質層においてバリアとして機能していることを意味している。それによりドライスキン(乾燥肌)などの肌トラブルを防ぎ、みずみずしい潤いのある健康な肌を保つとされる。
また、セラミドの美肌効果としてメラニンの合成を抑えシミ、シワを防ぐといわれており、肌の健康ときれいな美肌を作るには重要な役割を果たすことが報告されている。
ソウハクヒエキス
クワ科植物マグワ(真桑)の根の皮を乾燥させたものから得られるエキス。漢字で、桑白皮と書き、漢方生薬でもある。
ソウハクヒエキスには、フラボノイド等を含み、利尿、鎮咳、消炎などのはたらきがある。
生薬としては、気管支や喘息などの鎮痛薬として民間で広く使われてきた。有効成分のフラボノイドには、抗酸化作用があり、紫外線から肌を守る、美白効果にすぐれている。メラニンの産生を抑制する働きにもすぐれており、シミの予防に最適である。また、抗炎症作用、抗アレルギー作用もあるので、日焼けによる肌ダメージを防ぐ、人気のエイジングケア成分である。他の植物エキスとの相乗効果が得られる。
テトラヘキシルデカン酸アスコルビル
テトラヘキシルデカン酸アスコルビルとは、一般に水溶性であるビタミンCを油溶性のビタミン C誘導体にして、皮膚吸収を向上させたもの。
コラーゲン分解酵素を抑制する効果に優れており、持続性がある。油溶性の甘草エキスに多く含まれ、美白成分としてメラニンの産生を抑制し、抗酸化性を発揮する。
皮膚の角質層への吸収がよく、水溶性ビタミンC誘導体とあわせて使うと、奥のほうまで作用が届いて相乗効果が得られるといわれている。
細胞内に容易に取り込まれ、ビタミンC活性を発揮する。コラーゲン産生促進、コラーゲン分解酵素抑制、脂質酸化防止、抗酸化、メラニン産生抑制等を行う。
トコフェロール
トコフェロールとは、狭い意味ではビタミンEと同義にされるが、一般的にはトコフェロールには、α(アルファ)、γ(ガンマ)や、モノメチル体、ジメチル体、トリメチル体などトコール誘導体を総称する名称である。
大豆油、ナタネ油または綿実油等から得られる黄色~黄褐色のやや粘性のある天然ビタミンE。
サプリメントとしてのα-トコフェロールは、コレステロール抑制や、毛髪育成といった働きがあるといわれていて、大豆・卵黄・アーモンドなどの食品に多く含まれています。
化粧品としては、スキンケアやファンデーションなどに広く使用され、抗酸化作用、ホルモンバランス是正作用から医薬品などにも使われいる。
脂質の抗酸化作用によって、肌の老化や肌あれの原因となる活性酸素、フリーラジカルを消去したり、過酸化脂質の発生を防ぐ働きもある。
また、皮膚の血液循環を促進し、表皮細胞のターンオーバーを促進する。
肌荒れ防止効果、老化防止効果、くすみを防ぐ効果などが認められている。

抹消血管(毛細血管)拡張し血行促進、育毛、肌荒れ防止、過酸化脂質発生防止、抗炎症によるメラニン生成抑制、皮膚の浸透吸収性、新陳代謝改善・促進、皮脂の保護、くすみ・皮膚の老化防止、抗酸化等を行う。
化粧品を空気による酸化のために起こる変質から守り、品質を安定に保つ。
ビタミンC誘導体
肌から浸透しにくいビタミンCの透過性を高め、酸化しやすい不安定なビタミンCの活性部位に、リン酸や糖などを結合させて安定化させたもの。
ビタミンC誘導体には水溶性と脂溶性の2種類がある。
主に、活性酸素の除去、皮脂の分泌の制御、メラニンの生成を抑制、真皮のコラーゲンの生成の促進、といった効果がある。
ビタミンC誘導体を更に浸透させるためには、イオン導入器という専用の器具を使い、微弱な電流を肌に流し、ビタミンC誘導体をイオン化することによって、肌への浸透を高める。
ホップエキス
ホップエキスとは、ヨーロッパ原産のクワ科の植物・ホップの雌花の穂から得られたわずかに特異なにおいがある褐色~赤褐色の透明なエキスであり、ビールに苦味の味付けをするために使われる。有効成分はタンニンである。
タンニン、フラボン配糖体、精油成分のフムロン等を含む。
活性型男性ホルモンDHTの生成を抑え、エストラジオール(女性ホルモン)と同じ効果があり老化防止をする。
また、髪の毛を黒くするメラニン色素を作るメラノサイト(色素細胞)の運動能力や増殖活性を高める効果や、メラノサイトが正常に働くように制御する遺伝子を増やす効果があり、動脈硬化予防、収れん、抗菌、殺菌、沈静、ニキビ、抗酸化、創傷治癒、保湿、抗アレルギー、育毛等を行う。
ユキノシタエキス
ユキノシタエキスとは、ユキノシタ科植物のユキノシタの全草から抽出できるビタミンエキス。
成分として、タンニンやフラボノイド、利尿効果のある無機塩などが含まれる。
赤褐色~茶褐色の液体。特異なにおいがある。
抗菌、消炎、活性酸素を消去する働きや老化防止、美白効果もあることから、基礎化粧品に配合されている。 また、メラニンの生成を抑え、色素の沈着を防ぐ働きもあるといわれている。
リンゴエキス
リンゴエキスとは、バラ科植物リンゴの果実から抽出された生理活性物質のことであり、主としてリンゴポリフェノールを80%以上含んでいる。
リンゴエキスは赤褐色の粉末として得られる。化粧品や食品素材としての機能は、メラニンの生成を抑制することによる美白作用、紫外線を吸収しSOD活性をもつこと、抗アレルギー機能などがある。リンゴそのものはバラ科の植物であるため、アセロラなどと同様に花が結実した後の実の中に、植物の栄養成分が濃縮されていると考えられ、アセロラ同様に酸化防止や制菌作用がある。美肌化粧液としてリンゴエキスを入れたものもあり、その多くはさっぱりとひきしめることや、保湿が前面に出されている。キメを整えるためのシートパックなどにも使われている。
ルシノール
ルシノールとは、構造的にモミの木に含まれる物質に類似したレゾルシン誘導体。モミの木の美白効果がある成分。
メラニン色素合成の重要な酵素チロシナーゼのチロジン受容部をふさぐことにより抑制する、美白メカニズム。
シミやソバカス防止に働く美白化粧品に配合されている。
レモンエキス
レモンの果実から抽出・精製したエキスでビタミンCを含む。
シミ・ソバカスの原因となるメラニンの生成を防ぎ、ハリ、ツヤ、透明感、豊富に含まれるフルーツ酸による皮膚柔軟化や古い角質・皮脂除去、収れん、保湿、細胞賦活、皮脂分泌調整等を行う。
加水分解シルク
蚕の絹繊維を構成するたんぱく質フィブロインを加水分解して得られる可溶性たんぱく質の水またはエタノール溶液。
成分には水に溶けるポリペプチド、セリン、アスパラギン酸、を含む。
吸湿性は少ないが、皮膚や毛髪への吸着性や浸透性がある。保湿効果、皮膜形成効果があるので皮膚コンディショニング剤、ヘアコンディショニング剤として化粧水や乳液、クリーム、洗顔料、石けん、パック、美白化粧品、ファンデーション、シャンプー、リンス、トリートメント、頭髪用化粧品などに使われる。
紫外線やヘアダイなどで傷んだ髪を補修し、髪にハリとコシを与える。抗酸化作用、メラニン色素の生成を抑える美白作用がある。
甘草フラボノイド
「生薬の王」と呼ばれる甘草は、4000年も前から薬用植物として使用されており、アッシリアやエジプトに記録が記されている。
その名が示す通りその根は甘く、甘味の本体であるグリチルリチン酸はショ糖の150倍の甘味を持ち優れた抗炎症作用を示す成分として知られている。
マメ科の植物である甘草には、グリチルリチン酸のほかに数種類のフラボノイドが豊富に含まれ、これらのフラボノイドを無水エタノールで抽出し精製したものが「油溶性甘草エキスPーT40」である。
甘草フラボノイドとは、甘草の根から得られたエキスであり、ビタミンC誘導体とならんで、2大美白成分と言われている。
甘草エキスとしての効能の他、メラニン色素合成の鍵を握るチロシナーゼという酵素の活性を抑える作用が非常に優れており、紫外線による色素沈着の抑制、ほてり沈静、美白、紫外線吸収、抗炎症、ニキビ予防、保湿、皮膚刺激緩和、紫外線を浴びた肌の抗酸化、コルチコイド作用(副腎皮質ホルモン様作用)等を行う。
美白
美白(びはく)とは、色素沈着が少ないより白い肌を目指す美容上の価値観、またそのような状態の肌のことである。主に顔の肌について用いられる。
人間の皮膚は、人種によってその色合いが異なるが、これは皮膚中に存在するメラニン色素に負うところが大きい。肌の色には、皮膚下に存在する毛細血管中を流れる血液の色、すなわち赤血球(ヘモグロビン)の色が影響する。このため、生物として生活している限りは、純白であることは困難だが、美白はできるだけ白に近づくことを目指している。
日本では、肌が白くくすみやシミが無い状態を好む価値観は古くから存在し、「色の白いは七難隠す(色白の女性は、少しぐらい醜い点があっても、目立たない。)」ということわざもある。「ウグイスのフン」が色白になる洗顔料として利用されていた。

その他の美容用語

メチオニン
メチオニン(methionine, メサイオニン)は必須アミノ酸のひとつで、側鎖に硫黄を含んだ疎水性のアミノ酸である。
白色の結晶または結晶性の粉末。特異な臭い。
イオウ分子を含むアミノ酸で水に溶けやすくアルコールには溶けにくい。
血液中のコレステロール値を下げ、活性酸素を取り除く作用がある。ピルビン酸へと代謝する経路が存在するため、糖原性をもつ。
硫黄移動経路によりシステイン、カルニチン、タウリンの生合成や、レシチンのリン酸化などリン脂質の生成に関与する。メチオニンが不適切な変換を受けると動脈硬化症が起こることがある。メチオニンはキレート剤でもある。メチオニンの誘導体である S-アデノシルメチオニン (SAM) はメチル基の供与体としてはたらく。

対応するコドンが単一なアミノ酸は2つだけであり、1つは AUG でコードされるメチオニン、もう1つは UGG でコードされるトリプトファンである。コドン AUG はリボソームに mRNA からのタンパク質翻訳を「開始」させるメッセージを送る開始コドンとしても重要である。結果として真核生物および古細菌では全てのタンパク質のN末端はメチオニンになる。しかしながら、これは翻訳中のタンパク質に限るものであり、普通は翻訳完了後に修飾を受けて取り除かれる。メチオニンはN末端以外の位置にも出現する。
メチオニンを多く含む食物として果物、肉、野菜、ナッツ、マメ科の植物があげられる。特にホウレンソウ、グリーンピース、ニンニク、ある種のチーズ、トウモロコシ、ピスタチオ、カシューナッツ、インゲンマメ、豆腐、テンペに豊富に見られる。肉類では鶏肉、牛肉、魚肉など大部分のものに含まれる。
皮膚や毛髪などの成長の促進作用があり、髪や爪の保護と成長を目的とする化粧品に配合されるが、独特な臭いがあるので、使用には香料によるマスキング(臭みをめだたなくする)が必要である。
メチルセルロース
綿花から取れたリンターセルロース(綿の繊維)をもとに化学的にメチル化させて得られる、白色から薄黄色の粉末。
5℃前後の冷水によく溶けるが、温水にはよく溶けない。しかし、一度溶けると室温で安定するので、室温での保存は可能である。
ペトリ皿に取って使っているうちに、水分が蒸発して粘度が高くなることがある。このような時は、蒸留水を加えて粘度を調節すると良い。
なお、水溶液を作るとき、なかなか溶けないで固まりになりやすい。容器に入れた蒸留水をスターラーで攪拌しながら、メチルセルロースを少しずつ入れ気長に溶かす必要がある。使う一日前に水溶液を作って冷蔵庫に入れて放置しておくと、使うときには溶けているので前準備しておいても良い。
水溶液は粘性で、密着性やのびもよい。
水や脂との親和性がよく、界面活性作用がある。微生物や酵素に対して強い抵抗力を持ち、製品の安定性や感触改良の目的で使用される。
メドウフォーム油
メドウフォーム油は、リムナンテス科植物メドウフォームの種子から得られたオイル。
やや黄色みがかかった液状オイル。
不飽和脂肪酸で、主成分はエイコセン酸を主とするトリグリセリド。
保湿効果やエモリエント効果、紫外線防止効果がある。
肌につけると、しっとりなめやかで、さっぱりとした感触が得らるのが特徴。保水膜を皮膚上に形成することで、水分を保持し、水分の蒸発を防ぐ。
主に、保護剤、油剤などとして、乳液やクリーム、UVケア化粧品、メイクアップ化粧品、頭髪用化粧品などに配合される。
メリアアザジラクタ葉エキス
ニームツリー(マルゴサノキ)の樹名はペルシャ語で「奇跡の木」と呼ばれアーユルヴェーダ(インド伝承医学)では解毒剤として最も重要なものの一つとして使われている。
毛穴の奥まで汚れをすっきりと洗い上げ、消臭、殺菌、大人のニキビ改善等を行う。
メリッサエキス
メリッサエキスとは、シソ科植物の多年草コウスイハッカの茎や葉から抽出されたエキス。暗褐色の液体でわずかに特異なにおいがある。葉をすりつぶすと、レモンのような芳香を発散する。メリッサ油を含む成分には、精油(シトラールやリナロールなど)、タンニン、フラボノイド、ロズマリン酸などが含まれている。
民間薬として、発汗抑制、健胃、生理不順、鎮静、頭痛、歯痛などに使われている。化粧品においては、鎮静作用、収れん作用、消炎作用があるため、肌あれを防ぎ、整肌を目的に配合されている。また、香料や芳香薬としても使われる。
主に、皮膚コンディショニング剤、保護剤などとして、化粧水や乳液、クリーム、シャンプー、育毛剤、浴用剤などに配合される。
メリロートエキス
メリロートエキスは、マメ科のメリロートソウの花や葉から抽出して得られるエキス。
褐色の液体で特異なにおいがあり、小さな黄色の花はハチミツに似た芳香がある。
成分には、クマリン、クマル酸、メリロート酸、フラボノイド、タンニンなどが含まれる。
消炎作用、収れん作用、鎮静作用があるため、くすみや肌あれを防ぎ、肌を整える目的で配合されている。
医薬品としては、炎症を抑えて痛みを和らげたり、末梢血管の血流を良くする作用がある。痔核や外傷、手術にともなう軟部の腫れに用いられる。
主に、皮膚コンディショニング剤などとして、クリームやパック、美白クリーム、基礎化粧品などに配合される。
メントール
シソ科植物、ハッカに多く含まれる成分。
透明から白色の結晶、または結晶性の粉末。ハッカ臭がある。
合成によっても作られる。アルコールには溶けないが、水にはわずかしか溶けない。
清涼感は強い成分。煙草に入るとメンソールという名前に変わる。
芳香と清涼感が特徴で、鎮静効果や細胞を活性化する効果、配合成分の浸透促進効果、肌を引き締める効果がある。
香味剤や香料として、歯磨きやフレグランス製品に使われたり、清涼感のある入浴剤などに使用される。
配合量が多いと刺激臭があるため、清涼感と刺激性のバランスを取る必要がある。
シャンプー、育毛剤、ヘアトニック、ローション、オーデコロン、歯磨きなどに使われている。


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